PEDIATRIC COLUMN
乳歯から永久歯へ交換する時期に確認したいこと
乳歯と永久歯が混在する時期は、歯並びだけでなく噛み合わせの高さや顎の成長も大きく変化します。定期的な観察で変化の方向を確認します。
混合歯列期とは
一般に6歳頃から12歳頃は、乳歯が抜けて永久歯へ交換していく時期です。開始時期や順序には個人差があります。生え替わりが左右で大きく異なる場合や、乳歯が残ったまま別の位置から永久歯が見える場合は確認が必要です。
歯並び以外も観察します
- 永久歯が生える方向と左右差
- 奥歯の接触と垂直的な高さ
- 前歯の重なりと交叉咬合
- 口呼吸、舌、唇などの機能
- 顎の前後・左右の成長
装置を使う場合の継続評価
矯正装置の目的と作用は種類によって異なります。歯列が広がったかだけでなく、永久歯の萌出を妨げていないか、噛み合わせの高さや下顎の位置がどう変化しているかを継続的に確認する必要があります。
受診を考えたい変化
永久歯が反対側より半年以上遅れている、噛むと顎が横へずれる、前歯や奥歯が反対に噛む、乳歯をぶつけた後に永久歯が出てこないなどがあればご相談ください。検査の必要性と適切な時期を判断します。
症状や原因は一人ひとり異なります。この記事だけで自己判断せず、気になる変化がある場合は歯科医師の診査を受けてください。
歯科医師監修・内容確認日:2026-08-16 監修:院長 山田 聡(歯学博士)