OCCLUSION COLUMN
歯ぎしり・食いしばりで歯に起こる変化
歯ぎしりや食いしばりは自覚しにくく、歯の摩耗や朝の顎の疲れから気づくことがあります。原因を一つに決めつけず、歯と顎の状態を確認します。
気づくきっかけ
- 歯の先端が平らになった、欠けた
- 朝に顎やこめかみが疲れている
- 冷たい物がしみる
- 頬や舌に歯の跡がある
- 詰め物や被せ物が繰り返し外れる
歯や顎への影響
持続的または反復する強い力は、歯の摩耗、微細な亀裂、歯周組織への負担、修復物の破損に関係する場合があります。ただし、顎関節症や頭痛のすべてが歯ぎしりで起こるわけではありません。
マウスピースの目的
就寝時のマウスピースは、上下の歯が直接接触することを避け、力を分散して歯や修復物を保護する目的で用いることがあります。歯ぎしりそのものを必ず止める装置ではなく、適合や噛み合わせの定期確認が必要です。
日中の食いしばりにも注意
集中時や緊張時に上下の歯を接触させ続ける習慣がある方は、安静時には上下の歯を離し、唇を軽く閉じることを意識します。痛みが強い、口が開きにくい、歯が揺れる場合は診査を受けてください。
症状や原因は一人ひとり異なります。この記事だけで自己判断せず、気になる変化がある場合は歯科医師の診査を受けてください。
歯科医師監修・内容確認日:2026-08-16 監修:院長 山田 聡(歯学博士)