ORAL HEALTH COLUMN
口が乾く「ドライマウス」の原因と口腔ケア
唾液は、口の中を潤すだけでなく、汚れを洗い流し、歯や粘膜を守ります。乾燥が続くときは、生活環境だけでなく薬や全身状態も確認します。
口が乾く主な原因
水分不足、口呼吸、加齢、緊張、喫煙、服用薬の副作用、唾液腺や全身の病気などが関係します。複数の要因が重なることもあり、薬は自己判断で中止せず、処方した医師へ相談します。
口腔内への影響
- 虫歯や歯周病のリスクが高まる
- 舌や粘膜が痛む
- 食べ物を飲み込みにくい
- 会話しにくい、口臭が気になる
- 入れ歯が擦れて痛む
自宅でできる工夫
こまめな水分補給、室内の加湿、鼻呼吸を妨げる要因の確認、アルコールを多く含む洗口液を避けることなどを検討します。保湿ジェルや洗口剤は、お口の状態に合うものを選びます。
受診時に伝えたいこと
乾燥が始まった時期、一日中か夜間だけか、服用薬、目の乾燥、強い喉の渇き、排尿の変化などをお伝えください。原因によっては医科と連携して検査や治療を行う必要があります。
症状や原因は一人ひとり異なります。この記事だけで自己判断せず、気になる変化がある場合は歯科医師の診査を受けてください。
歯科医師監修・内容確認日:2026-08-16 監修:院長 山田 聡(歯学博士)